ザ・トゥルー・コスト〜自分が身につけるものをどれだけ意識していますか

少し前になるが、「ザ・トゥルー・コスト ファストファッション真の代償」の上映会に参加した時のこと。
 
この映画は、ファストファッションという安くてファッショナブルな洋服などを大量生産しているブランドを支える仕組みを説明しているドキュメンタリー映画。ファストファッションが発展途上国に住む人々やその環境に対してどれだけ悪い影響を与えているかということがテーマになっていた。
 
この上映会はサンマーク出版の鈴木七沖さんが企画されたイベントで、上映後に、鈴木七沖さんと外所一石さんのトークの時間があった。外所一石さんは、一昨年のSEKAI NO OWARIの紅白の衣装のデザインを手掛けるなど、様々なところで活躍されているとても素敵な方だ。
 
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南三陸町訪問−この人たちと楽しみたいそう思えること

この連休中、ちょっとしたきっかけがあって宮城県南三陸町に行ってきた。
 
南三陸町は、2011年3月11日の東日本大震災によって甚大な被害があった地域の一つであり、津波の惨状は多くの人がTVやYouTubeで見たことがあると思う。
 
私はボランティア活動に参加したこともなく、震災以来被害の大きかった地域に足を運んだことはなかったので、今回の南三陸町行きには色々な気持ちがあった。物見遊山に行っていいものなのだろうかとか、そこに行って自分に何ができるのだろうかといった気持ちだったのかもしれない。行くのだから、現地の復興がどうかというのを伝えるようなことをやらなければと、そんなことを考えていたように思う。
 

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自分を愛することの必要性

去年は自分と向き合う一年であったように思う。
 
ある研修プログラムに思い切って参加したことがきっかけで多くの人と出会うことができた。特に加藤秀視さんと長倉顕太さんという素晴らしい方との出会いがあったことは、去年のことというよりは、自分の人生の中で特筆すべき出来事であった。
 
それらの研修や出会いを通じて、自分と向かい合うということを否応なしに経験することとなった。自分というものは、他人の目に映った自分を通じてしか知ることができないものである。つまりは、他人と真剣に向き合うことが結果的に自分を知るということであり、真剣に他人に向き合うことができなければ、自分を知ることもできないということだ。それに気づいた時、自分の何が決定的に欠けていたのかを知ることとなった。
 

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娘と渋谷デート

今日は、娘と渋谷でランチ&スィーツ
内情は、コンタクトを買わされただけです(笑)
 
とはいえ、高校一年になって、父親と渋谷で飯食ってブラブラしてくれる娘に感謝ですかね。
 
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ミシェル・ウェルベック「服従」

この本は、フランスがイスラム政党に政権を握られ、イスラム社会に変貌していくというフィクションを書いた話。

本書の中でヨーロッパの凋落を述べる有力な政治家であるルディジェの言葉

人類の頂点にあったこのヨーロッパは、この何十年かで完全に自殺してしまったのです

ヨーロッパ全土にアナーキズムとニヒリズムが起こり、それは暴力を喚起し、あらゆる道徳的な法を否定しました。それから、何年か後、第一次大戦という正当化できない狂気によって何もかもが終わりました

世界で最も文明化を遂げていたフランスとドイツがこの信じがたい殺戮に自らを投じたのだから、ヨーロッパはもうお終いなのです

実際、西洋型の資本主義社会がもう限界を迎えていると、なんとなく多くの人が感じているのではないかと思う。

 

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長倉顕太さん初のリアル本発売「超一流の二流をめざせ」感想

長倉顕太さんの初めてのリアル本『超一流の二流をめざせ』を読み終えました。

 
人間の性として何故自分がそのような行動を取ってしまうのか。
それを否定するのではなく、理解した上で、自分がどのような行動をとるべきかということを教えてくれる。
単なる座学ではなく、自身の経験や今までの編集者として多くの成功者を見てきた長倉さん自身の現実的な目からそれを教えてくれる。
 

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『君の膵臓をたべたい』 住野よる著 双葉社

最近話題のこの小説を読みました。
 
友達を作らず他人に興味を持たない根暗な男子高生と明るく誰からも好かれるタイプの普通に可愛い女子高生との友情(ほのかな恋?)を描いた作品。
 
単なる恋愛青春小説などではなく、生きるとは何か、死とは何か、人と関わるとな何か、人と向き合うとは何かか、そんなことを考えさせてくれる素晴らしい作品でした。
 

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おいしい日本酒の選び方の参考にどうぞ

今日も、日本酒について
 
みなさん、吟醸酒って聞いたことあると思いますが、それが何か知ってますか?
 
居酒屋とかに行って、お酒の名前のところに、吟醸とか大吟醸って書いてあるのを見ると、なんだか美味しそうに見えますよね。
 
でも、それは、当たらずと雖も遠からずって感じです。
 
確かに吟醸酒は美味しいのです。では、なぜ美味しいのかというと、お米の美味しい部分だけを使って作っているからなのです。
 

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日本人なのに日本酒のことよく知らないよね

日本酒には、純米酒って表示があるけど、意味を知ってますか?

純米酒ってのは、米と米麹のみでつくられた日本酒ってこと
では、そうでない日本酒って一体何?

実は、純米酒以外のお酒には、工業用アルコールが添加されているのです
お酒を作って、それを水で薄めるのです
薄めるとアルコール度数が下がるので、それを工業用アルコール(エチルアルコール)を添加して補うのです

びっくりしませんか?
そういうものがあるってことは、国から認められているということです

ある程度の添加は、味を整えるという意味で効果がある場合もあるのですが、大量生産だけを目的にした場合は、水で3倍に薄めてアルコールを添加するってな場合もあるのです

ワインなら、純葡萄酒って聞いたことないですよね

これから、日本酒を飲む時は、

「純米酒」

意識してみてください

本当に美味しい日本酒が、日本全国に沢山あるので、せっかく日本人なのですから、日本酒の素晴らしさを知って欲しいと思っています

まだまだ経験値少ないですが、インスタグラムでも、美味しかった日本酒の紹介をしていますので、興味のある方は、是非フォローしてください

https://instagram.com/kennishi1220/

よろしく!

加藤秀視最新刊 ー「ONE」の感想(恐れと愛って?)

「恐れ」と「愛」の関係

この本では、「恐れ」と「愛」について気付かされる。

人は繋がりを求めているのに、「恐れ」があってそれができない
そうではなく、「愛」を持って、相手と接することが必要

当たり前のことだけど、みんなできていない
なぜ、当たり前のことができないのか

その「恐れ」というものから自分が気付いたことを書きたいと思う。

 

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