二十歳になった息子と飲みに行きました!

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先日、息子と飲みに行った。
 
息子が今年二十歳になって2回目の飲み。
 
前回は、確か、4月だったと思う。息子が幼かった頃からずっと、二十歳になったら飲みに行きたいな、そういう親子関係になれたら良いなと思っていたので、感慨無量。付き合ってくれる息子に感謝。
 
ビールは苦くて好きじゃないとか言っているものの、たまには学校の友人とも飲みに行ったりしているらしく、そこそこは飲めるようだった。彼の学校の話や、バイトの話などを聞きながら、楽しい時間を過ごすことができた。
 

自分が離婚して、子供達に悪いことしたなとすごく思ったことがあった。いわゆる、罪悪感ってやつだろう。それでも、自分が罪悪感から何かをしていると子供達に感じさせるようなことはしないようにしようと思っていた。罪悪感を隠そうということではなく、罪悪感から何かをなすことを避けようと思っていた。常に、これは本当に自分がやりたいことなのか、罪悪感からしようとしているのではないかと自分に問いかけていたと思う。
 
罪悪感から何かをしたこともあっただろうけど、それは子供たちのためと言いながら自分の罪悪感を拭い去ろうとしている自分勝手な押し付けで、そんなものは子供たちの心には響かない。ウザいと思われて終わり。子供は純粋なだけに、そういうことには本当に敏感だから。
 
子供たちに対する思いは、本来はもっと純粋なものであるはずであり、私の場合は、「子供たちと仲良くしたい」っていう本当に心の底から溢れ出ている純粋な気持ちだった。仲良くするためにはどうしたら良いのかなと考えたら、子供たちが仲良くしたいと思えるような魅力的な父親になることだろうと思った。
 
そのために自分ができることは、自分が楽しむこと、子供たちのためと言って自分がやりたいことを我慢することではなく、自分を優先に、自分の気持ちや想いを大切に考えて生きることだと思い、できるだけ実践して来た。そこから溢れる喜びこそが、子供たちと仲良くすることに繋がり、子供たちを本当に幸せにするんじゃないかなって、今はそう確信している。
 
そうしていても、子供たちは一緒に遊んでくれるし、私の前で、生き生きと、楽しそうに自分の話をしてくれる。だからこれで良いんだとそう思っている。ただ子供達と仲よくしてれば良いじゃないかって。私にとっては、それが一番の願いで、一番の幸せだから。
 
そうは言っても、魅力的な父親になれているか分からないし、失敗もいっぱいしたし、気づくまでにたくさんの時間もかかった。もしやり直せるなら、子供たちと仲良くすることだけを考えて、今よりもずっと幼なかった子供たちの小さく柔らかな手を握ってどこかに遊びに出かけたいな。今はそんなことを考える。
 
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