自分が好きな人、信用したいと思う人には、どんどん醜い自分を見せていこう

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坂爪圭吾さん主催のわたり大学に参加して熱海の家に行った際、私の息子と年齢の変わらない大学生の女の子と色々と話をした。坂爪さんの熱海の家は、初対面の人も打ち解けて話ができる空気に包まれた、とても素敵な場所だった。
 
その彼女から「3月の終わり頃に東京に行くので会って話をしませんか」とメッセージをもらったので、喜んでと返事をした。東京滞在中に時間が合えばと約束をしていたが、都合よく時間があったので、食事をしながら話をした。
 

彼女と話をしていて、どうしても自分を責めてしまう、責めてはダメなんだということは簡単なのだけど、それが分かっているのに責めてしまうことでまた自分を責めてしまうという話があった。私も人に自分を責めちゃダメだよと言うことがあるので、責めちゃダメだと言うことがまた責める材料になるなんて驚きであった。
 
 
確かに自分を責めることがよくないということがわかっていても、自分を責める材料なんて山ほどある。よくないと思っていることですら、そうやって自分を責める材料になるということだ。だから、責めるのをやめるということではなく、そこをさらに許せるかどうかなんだと思った。
 
責めることが悪いと考えるのではなく、責めている自分も許してあげる。責めてはダメだとわかっていても責めてしまう自分すら許してあげる。そうやって、とことんまで自分を許してあげることが必要なのだろうと思う。
 
 自分の良いところだけを見て自信がある、自分のことが好きだというのは、本当の自信でも、本当に自分が好きなのでもないのだと思う。そうではなく、自分のダメなところ、自分の弱いところ、自分の欠点、それをさらけ出して、そんな自分でも大丈夫だと、そんな自分でも大好きなのだと、それこそが本当の自信であり、自分を認める、自分を愛するということなのだと思う。
 
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彼女は、昼間に熱海へ行って坂爪さんに会って話をしてきたらしい。坂爪さんに会って話をしたことをとても楽しそうに話をする彼女を見ていて思ったのは、安心して話ができる人、決して自分のことを傷つけないと分かっている人と話をすることで間違いなく心が楽になるるのだろうということだ。
 
坂爪さんだけではなく、世の中の人はみんなが思っている以上に優しいから、自分が好きな人、信用したいと思う人に、自分の弱い部分を話してみるといいと思う。プロのコンサルなんかじゃなく、自分が信頼できる人、信用したいと思う人に話してみることだ。きっとそういう弱い部分も含めて自分のことを肯定してくれると思う。
 
時には選択を誤り傷つけられることもあるが、その時は、次の人に話をすれば良い。拒否する人もいると思うが、世の中には受け入れてくれる人の方が沢山いるし、拒否するような人は自分に縁のない人なのだから、そんな人のことなど気にしなければ良い。この人とは縁のない人なんだなと、それがわかっただけで前進だと思う。
 
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傷つける人に出会うのも偶然、優しい愛に溢れた人と巡り会うのも偶然だから、あれこれ心配するのではなく、自ら動いてみることだと思う。優しく愛に溢れた人は沢山いるのだ。信じられないかもしれないが、私の周りにも本当に沢山いるから嘘じゃない。
 
失敗もあるだろうけど、それでも世の中は優しさに満ち溢れている。自分の知っている世界なんて、本当にミジンコか鼻くそぐらいの小さな世界だから、そこを抜け出して、外に出て行った方が良い。
 
外へ出て行く勇気を持つには、どんな醜い自分も許してあげて、愛してあげて、優しくしてあげることだ。今の自分がどんな自分であれ、それに許可を出してあげることだ。今の自分をオープンにする勇気を持って外に出ていけば、傷つくこともあるかもしれないが、それ以上の信じられないぐらいの愛に触れ、楽しさに触れることができるから。
 
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