自分の身体が送ってくるサインに気づくことが必要〜ひなっちの施術を受けて感じたこと

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整体師である日向英敏さん(ひなっち)の施術を12月と1月の2回受けさせていただいた。

そこで気づかされたのは、私自身が「自分の身体の何がどうなっているか」ということにあまりに無頓着だということだ。
 
誰もが健康についてのテレビや雑誌などの記事には敏感で、あれがいいと言われたら品切れになるようなことが起こるし、コンビニに行っても健康を謳った商品が多く置いてあるので、健康になるってことについて多くの人が興味を持っているのは事実なのだろうが、誰もが、せっかく自分の身体が送っているサインに気づくことができていないのだということを知った。
 

私自身は、肩凝りが酷くそれを見てもらってかなり楽になったのだが、信じられないことに2回受けた施術の間、肩を揉まれたことは一度もなかったことだ。治療してもらったというよりも、肩凝りがどこから来ている可能性が高いかということを教えてもらった。
 
私の問題は、左足を庇ってることからくる身体のねじれであろうということだった。
 
私は、中学時代に左足を2度骨折しており、一度は、骨が捻れたように折れた形の複雑骨折で相当長く入院をしていた。そのせいで、退院した後も左足に補助器具をつけて歩いていたのを覚えているし、長くびっこを引いて歩いていたと私の親が言っていた。入院した時は即手術と言わてたのだが、当時の主治医が手術をすることに積極的でなかったらしく、手術をせずに治療することになった。かかとの骨に針金を通し、そこに重りをつけて引っ張って捻れて曲がった骨を伸ばすという治療だった。そのため入院が長期間になり、私の部屋には毎日移動式のレントゲンが来て、そこで足のレントゲン写真を撮っていた。おそらく、通常の人よりも、放射線の被曝量は多いだろうと思う。とはいえ、その先生のおかげでその後30年以上後遺症もなく過ごせており、当時の判断に感謝するばかりである。
 
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話は逸れたが、どうも私の体は左方向に捻れているらしく、また、立っている時の重心が前がかりになっていて、その分、筋肉に負担がかかっていると教えて貰った。その結果、そこから来る筋肉の緊張が肩や首の痛みにつながっていると。
 
それがわかれば、そのポジションを直せばいいということ。
 
治療の中でやったのは、足の筋肉が固まっているのでそれをほぐすことと、筋肉に負担がかからない状態で立つためのポジションの確認だった。本当に2度の治療の間の多くの時間立っていた覚えがある。今まで整体やマッサージを受けてきたが、立っている時間などなかったので驚きだった。しかも、ここが悪いと伝えたことを本当に聞いているのかと思うほど、肩や首に何もしてくれない。肩甲骨のあたりに触れる、首筋に触れる、それだけで、肩の位置が正常な位置に戻り、首が伸びたように感じる。
 
特にもんだわけではないの肩は楽になる、正座をしたら痛かった足首も改善された、ずっと気になっていたがどうしたらいいかわからなかった猫背もかなり改善されたと思う。
 
肩に痛みが出ているのは、サインであってそこが悪いわけではない。今までそういう話は聞いたことがあるが、正直「ふーん」って感じだった。体はつながっているとか言われても、なんとなく胡散臭さを感じていたが、明らかに自分の知識不足だった(いまだに足や手のツボってのはよくわからないが・・・)。
 
猫背についてもただ背筋を伸ばせばいいのではなく、そうなっている体の状態を自分自身が把握すること。それによって自分で意識をすれは体が自然に治っていく、それが実感できたのは驚きであった。
 
あとは、自分がそのことに意識をして日々生活をするかどうかということ。そういう細かなことを意識して、大雑把にならず、きちんと身体が送ってくるサインを受け取れるかということだと思う。
 
そのためには、テレビの健康番組を見て踊らされることではなく、健康にいいと描かれているものを摂取して健康に気遣っているふりで安心することでもなく、自分自身と向き合い、自分自信を大切にし、身体が発している細かなサインを受け取れるための鍛錬をすることだろうと思った。
 
興味のある人は、私の知り合いがひなっちが東京にくるタイミングに合わせて、施術を受ける機会を作ってくれているので、私にご連絡ください。通常価格より少し割安で施術を受けれることになると思います。多分。
 
 
 
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