最近注意しているのは、他人に期待をしないということ。
それが自分のパートナーだろうが子供だろうが親友だろうが関係なく、どちらかというと、自分に近い人大切な人にこそ期待などしてはいけないと思う。決してその人に期待するだけの価値がないなんて悪い意味で言っているのではなく、期待というものは自分に対してするものであり、決して他人に対してするものではないと思うからだ。
【他人に何かを期待してしまうと価値観の押し付けになる危険がある】
自分の思い通りにならなくて不満を持ったり怒ったりすることになる。そもそも他人が自分の期待通りになることなんてないわけだから、そこに期待することも、それで不満に思うこともあまりに馬鹿げている。
期待通りになったとしたら、偶然か、相手にそうとうな無理を強いているだけだと思う。偶然の場合はラッキーでいいが、そうじゃなければ、子供の自主性を無視して干渉をしている親とか、部下に無理を強いているパワハラ上司とか、力で相手をねじ伏せているDV野郎とか、無理やり相手に何かをさせて喜んでいるそんなレベルになってしまう。
そうではなくても、そこまでいかなくても、私がこんなにしてあげているのにとか、私がこんなに我慢しているのにとか、自己犠牲のような気持ちが入ってしまうのも相当悪い状況だと思う。感謝して当然だとか、感謝が足りないとか言って怒り出してしまうような人もいたりする。
親であれば、子供の幸せのためと称して子供の人生に介入してしまうことがあると思う。夫婦間で不満があるのも相手が自分の期待に添わないからかもしれない。勉強しなさい、こうありなさい、悪いことしちゃダメだ、これぐらいの家事はやってくれたらいいのに、もっと稼ぎが多ければ、出世してほしい、などなど、他人にそんなことを思っても何も良いことなどない。
【自分に期待して自分が何かをなすことをサポートする】
自分に期待して自分の成長をサポートしてあげる。自分の力を信じ、自分の能力を信じ、自分に期待して自分のやるべきことに注力する。他人のことは自分ではどうしようもないけど、自分のことは自分の意思でどうにでもなるのだから、その方が良い。
こんなことを言いながら、自分はまだまだだけど、そうやって自分自身に期待して、自分が成長して満たされていけば、その姿を見て周りの人が良い影響を受けて周りの人も輝かせることができる。そうしたら、もしかしたらあなたの子供も期待通り成長してくれるかも。あなたのパートナーがもっともっと稼いでくれるかも。まあ、初めにそれを期待したら何の意味もないのだけど。
自分自身は、自分に集中して自分を成長させ続ける。自分がもっともっと成長できることに期待して自分に集中する。そういう自分であり続けたいと思っている。