心が風に、なる 〜 心屋仁之助 Mondou Live vol.2 歌だく!

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心屋仁之助さんの講演に行ってきた。
今回の講演は、語りではなく歌だ。
 
Mondou LIVE vol.2 歌だく!
 
live2016head
 
初めから終わりまで歌であり、歌8語り2ぐらいの感じ。
ということで普通に音楽コンサート。
 
前回参加したのは普通の講演会でだったが、最後の方は歌で、ぢんさん(と呼んでいいと会場で本人が言っていたので、これからあとはぢんさんで)が歌いたいらしい。その時は、語り8歌2ぐらいだったと思う。今回はそれが歌ばっかりってことで、心理カウンセラーの歌のコンサートって一体なんだと思いつつも参加してみた。
 

自己啓発セミナーのコンサートである。
なんとまあ斬新なコンセプト。
 
驚いたことは、あっという間の2時間半で、とても楽しかったことだ。
チケットは、8,000円。
普通にミュージシャンのコンサートである。
 
invitation
 
ツボならぬCDを買って、ぢんさんに握手してもらった。
AKBのビジネスをバカにしている場合じゃない。
あ、本も買ってしまった・・・
 
歌のいいところは、単純に楽しいってことじゃないかと思った。
コンサートに行くのは本当に久々で、若かりし頃にコンサートに行って、歌って叫んで楽しんでいたのを思い出した。とても楽しかった。
 
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歌の歌詞は、もちろんラブソングなんかではなく、人の評価を得るために頑張ってきた自分、人の基準で人生を歩んできた自分に対して、そんなことに頑張らなくていいんだよ、自分のやりたいことをやればいいんだよってことを教えてくれる内容だ。我慢しなくていいんだよって、もっと自分を出して嫌われたっていいんだよってことを教えてくれる、そんな内容。
 
あなたにはもう既に十分な価値がある。
自分の思っている100万倍以上の価値がある。
 
ぢんさんの歌で気づかされる通りで、価値がないと思っているのは自分の思い込みであり、他人目線を勝手に意識している単なる妄想なのだということだと思う。
 
ぢんさんは、「世の中の人はあなたが思っている以上に優しい」と言う。これこそ最近の自分がまさに実感したことである。
 
自分に否定の言葉を投げかけているのは自分以外に誰もいないのだ。自分を一番否定して一番傷つけているのは他でもない自分自身なのだ。そんなことをやめて、自分の弱さをさらけ出してみてわかるのは、いかに自分が優しい人たちに囲まれているのかということだ。
 
自分の周りにはそんな人はいないという人は、ちょっと環境を変えてみたらいい。今までやらなかったことをやってみたらいい。ぢんさんの歌で、頑張るのは努力することでも我慢することでもなく、自分のタブーを破ること、やったことのないことをやってみること、それが頑張ることだと言っていた。自分が勇気と優しさを周りに示したとき、世の中の優しさに気付くことができると思う。
 
こういう内容は言葉で聞くと難しい話になるのだが、メロディーに乗せると、なんとなく、楽しくすっと頭に入ってくるのではないかと思う。会場の中の多くの人は、ぢんさんの歌に号泣している。
 
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会場の中は圧倒的に女性が多い。ぢんさんのファン層に女性が多いってことだと思うが、単にそれだけではないと思う。きっと、男性の方が頭が堅いのだろう。
 
男としてどうあるべきかということを子供の頃から教え込まれ、頑張って勉強して大学を出て就職して、一生懸命、会社のため、家族のために働く。ものすごくみんな頑張っていて、今さら、それを頑張らなくていいというぢんさんの言葉を、男性の方が受け入れ難いのだろうと思う。
 
男性は女性よりももっと責任がある、俺が頑張らなかったら、会社はどうなる、家族が路頭に迷うなんて思っている世の男性はかなり多いのではないだろうかと思う。大半はそんなことないのだが、そこに固執してやらざるを得ない状況を作り出していす。
 
女性もこうあるべきということを教え込まれて頑張っていているとは思うが、それでも男性と比べて女性の方が柔軟な頭を持っていて、頑張らなくていいというぢんさんの言葉を素直に受け取れるのではないか、そんな風に感じる。
 
実際、私の前の席のカップルも、女性はノリノリだったが、男性は、微妙な感じだった。世の男性にも、特に「企業戦士」なんて方にも(ちょっと古いか)、古い時代の価値観で生きている私の同じぐらいの年齢層で会社のために身を粉にして尽くしているような方々は、是非ともぢんさんに触れてみて欲しいなとそう思う。
 
きっと、心が軽くなると思うから。
 
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<アンコールのぢんさん>
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仁さんのブログ「心が風になる」はこちらからどうぞ。
 
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