他人とは違ってあたりまえ　〜　それを理解するだけで人生楽しくなるはず

生まれて初めてハワイに行った。

 

ハワイは想像以上に素晴らしいところで、空は青く、海は綺麗でエメラルド色、海もあり火山もありと見どころも満載、空気は美味しく、食事も美味しく、気候は爽やか。なるほど、何度も繰り返し訪れる人がいるの納得だと思わせる。私もまた行きたいと思った。

 

ハワイに行ったのは、自分が受講した研修のオプショナルツアーとして募集があったからだが、その研修のツアーらしく、現地集合・現地解散。ハワイのオワフ島で行われたトライアスロンの応援が主目的で、現地朝5時に会場となるアラモアナビーチに集合し、翌日の懇親会終了後その場で解散。そもそもそのアラモアナビーチがどこにあるのか、どうやって行くのかということから調べなければならなかった。参加者は好きなタイミングでハワイに来て、好きなだけ滞在して帰国するというとても自由？なツアーだった。

 

＜人生を豊かに過ごすためのコツとは？＞

 

人生を豊かに楽しむためには、世の中には色々な人がいて良いのだということを受け入れることが必要ではないかと思う。思想、人種、性別、職業、家庭環境、居住地域、過去の経歴、同じ人間なんて二人といない。色々な人がいる多様性を受け入れることで、自分が他人と違っても良いと思えるし、他人の違いを許容できるし、その違いを楽しむことができるのだと思う。

 

ハワイで集まった仲間たちも、年齢も違えば仕事も今までの経歴も人生に対する考え方も違う人たちで、そういう仲間と過ごし、違いがあるのだということを理解するだけで自分自身の枠が広がる気がする。自分自身の価値観なんてほんとちっぽけで、それのみを信じることになど意味がないということがわかる。世の中には色々な人がいても良いのだ、だから自分が人と違っていても良いのだと思えたら、生きていくための勇気が湧いてくるのではないか、そんな気がした。自分の価値観にこだわり、自分を閉じてしまっていたら、絶対に出会えなかった仲間であり、出会えたことに感謝しているし、そこに飛び込む勇気を出せてよかった。

 

 

 

＜他人と違っていて当たり前だということ＞

 

私達は子供の頃から、周りを意識することを教えられ、出る杭は打たれるなんて、人と違うことが間違っているかのように教えられる。人と違うということに恐れてしまって、自分自身を偽り本来の自分を隠してしまっているようなことがあると思う。突出することを恐れ、人と違う意見を持つことを恐れ、人に嫌われないように、目立たないように、ひとに迷惑をかけないように・・・。

 

だけど、それぞれ違っているからこそ存在する意味があるわけで、多様性を受け入れ、自分とは違う相手を許容できれば、自分が人と違うことを恐れる理由もなくなるのだろうと思う。それは、相手を理解するとか、自分が理解してもらうとかそんなことではなく、違うので良いんだと、違っていて当たり前なのだということを理解するとかということかと思う。

 

 

＜自分をさらけ出す勇気を持つ＞

 

豊かな人生を歩んで行きたければ必要なものは勇気だと思う。それは、何かに対抗する、何かと戦うために必要な勇気ではなく、自分の弱さを汚さを醜さをさらけ出すための勇気だと思う。

 

自分が他人と違うことが恥ずかしいと思っていると、その恥ずかしいと思っていることを堂々と晒している人に苛立ちを感じる。自分がせっかく我慢をしているのに、そんなことをするなんてなんだと、それは正しい行いではないなどと、自分基準の正しさで物事を判断し自分の正しさを押し付けようとする。だから出る杭は打たれるなんてことを言われてしまう。

 

でも、よく考えてみたら、私が憧れてる人って、ガンガン自分をさらけ出している人だと思う。あなたの場合はどうだろう。ガンガンさらけ出してしている勇気、その上で自由自在に生きている生き様、そういうところに惹かれているんじゃないかと思う。中途半端だとイラっとされるし、出る杭として打たれてしまうのかもしれないけど、突き抜けたら憧れの存在になれるんじゃないかと、そんなことを最近思うようになってきた。

 

出る杭は打たれるけど、出過ぎた杭は打つことすらできない。いや、出過ぎた杭は少々叩かれても凹まないというのが正しいのかも。出過ぎた杭になれば、叩かれないのかというとそれは違うようで、ガンガンに叩かれるようだ。でも、少々叩かれたってそう簡単には凹まないということらしい。

 

少しずつでも良いから出る杭になる勇気を持てれば、自分が怖いと思っていたことが実は大したことがないということに気づける。自分を出して嫌われたって大丈夫だよ、だって好きになってくれる人もいるからということに気づける。たったそれだけのことで、人生が楽しくなるに違いないと思う。